お客様へのロールアウト

クラウドサービスには、システムの更新を自分たちで管理しなくてよいという特徴があります。特にOffice 365は膨大な機能の改善が常時行われています。

そこでよく耳にするのが「ロールアウト」という言葉。情報システムの分野では、二つの意味があるようですね。一つは、メモリの空き領域を作るために、使っていないものを他デバイス等に書き出してメモリから削除する動作のこと(スワップアウトともいう)。もう一つはシステムやサービスなどの運用を開始することです。Office 365関連のニュースを見ていると、「○月からロールアウト」という言葉が出てきます。もちろん、ここでは更新システムの運用開始を指します。

多くの利用ユーザーを抱えるOffice 365のシステム更新は、一度にすべてではなく、お客様ごとに随時行われているようです。「ロール(転がる)」というニュアンスが合ってるなあ、と思いました。

(配信日:2016年01月19日)